躁と鬱と私

鬱から双極へ転化し。家事のできない名ばかりの主婦

カウンセラーなんかもういらない!

しばらく減薬について何も書いていなかったが、やっと終盤を迎えた減薬。もっと早く終わる予定だったが、それほど甘いものではなかった。

減薬には、リバウンドを防ぐためにカウンセリングを受ける人もいるという。
薬を抜くだけならどこの病院でもできる。でもリバウンドしてしまう人たちも多い。
そこで先生にもカウンセラーにつけばどうかな、そう言われていた。
せっかくの苦しかった減薬。無駄にしたくない。

私の通う病院の先生のところにはカウンセラーが何人かいる。
当たりを付けたカウンセラーの予約をとり、うまく説明できないことを思い、私の減薬とそのリバウンドの悩みについてのメールまで送った。

 

そして当日――。
そこには如何にも「ベテラン」といった風体の人がどんっと。
期待を胸にカウンセリング開始!
しかしメタメタなまでに期待を裏切られてしまった。

はじめにメールでの依存の症状を説明すれば、「薬はダメよ」
(心の声:いや、だから減薬してんのや!)

話す内容はマニュアル通り。
(心の声:これなら私もベテランカウンセラーや!)

希望を持たせようとしているのか、話す内容は自身の自慢話を交えた成功体験。
(心の声:出来たら来てへんわ!)

そして私の一番聞きたかったこと。
どうすればゼロにした時にリバウンドせずに済むか。その心の持ち方。
その気持ちをとことんわかってもらえるよう、メールしてまで説いた確信部分。
「それはゼロになってから考えましょうね」
(心の声:それからでは遅いねん!)

 

リバウンドを防ぐための心の持ち方を準備万端しとくように先生に言われていたのに、このカウンセラーは「後回し」と言う言葉でいとも簡単に片付けてくれたのだった。。

誰もそんな話を聞きたくてココにいるのではない。
ゼロに到達したときの心の持ちよう、折角必死で成し得そうな減薬を維持するためのノウハウ。
60分の枠の100%が無駄な時間に―――。

もう二度と会うことはないだろうと。
どこまでも心をいらだたせる人だった。
具体的なことは多すぎて書けないが、とにかくデリカシーって言葉を知らない人。
そして、私の本当の悩みに答えを出せなかった人。

私は真剣な患者の心に真剣にその道を教えてくれ、もしそれが難しくてもせめて心に寄り添って欲しかった。

実はカウンセリングが今回初めてというわけではない。
しかし皆、私の期待を裏切ってくれた。

自分に合ったカウンセラーを見つけるのは難しい。
たぶんそう思っている人は多いのではないだろうか。

 

カウンセラーなんかいらない。
自分のことは自分でしか救えないのかも知れない。
ただただ強くなりたい。そう思った。

(懐古録 2018/7/28)

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