躁と鬱と私

鬱から双極へ転化し。家事のできない名ばかりの主婦

私が双極性障害になった事情

なぜ私は双極性障害になってしまったんだろうと、よく以前を思い返す。

鬱や双極になる前に私は「強迫性障害」という病気に新婚1年目にしてかかってしまった。
私の場合は「不潔恐怖」。何もかもが汚く思えてしまう病気だ。
手洗い、お風呂、トイレなど自分の身の回りのことすら汚く思えできなくなってしまった私は、掃除や洗濯、料理など家事一切ももちろんできなくなってしまった。

責任感と几帳面の塊の私はパニックになっても頑張り続けた。
しかしそれは悪化に繋がった。
何回も手洗いを見てもらったり、同じ洗濯をくり返しすることなど、母に迷惑をかけたり主人に怒鳴られたり。
申し訳なさや苦しさで狂いそうになっていた。

体が重だるくしんどくなってきた。
たぶん、この時から私の鬱は始まったのだ。
私の頭は疲れ切ってしまっていたのだ。

鬱をよく知らなかった私は辛いながらも強迫の中、それでも頑張り続けた。
肩で息をし、外へ出かけることもできず、寝たきりになっていた。
もう重症になっていた。

だが、2~3年して急に変な行動を取り始めた。
双極の躁に現れる多弁や買い物衝動を抑えきれないなどの症状はほとんどあてはまるが、中でも特にひどかったのは万引きと不倫だった。

万引き。1回の万引きに及ぶ量は普通でない。金額も相当なものだ。
それを毎日のように繰り返していた。
申し訳ないなんて思わない。毎日ショッピングモールに出かけては夢中で楽しんでいた。捕まっても懲りない。

不倫もしかり。
主人が気づいていると薄々感じていたにも関わらずエスカレートしていく。
でもなぜか離婚されないというわけのわからない自信があった。
しかも独身だと偽って不倫するのだから、相手も被害者で詐欺みたいなものだ。

何もかも平気だった。おもしろいゲームみたいだった。
完璧な双極性障害者ができあがっていた。
いつの間に転じたんだろう。

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