躁と鬱と私

鬱から双極へ転化し。家事のできない名ばかりの主婦

2018-01-01から1年間の記事一覧

大豊作と思えた1年

明日で今年も終わり。この1年は今までで一番早く感じた1年であったように思います。本当にいろんなことがあったなあ、そう思い返しています。 一番大きかったことはなんと言っても減薬のフェードアウトです。が、実は昨日こちらは寒波で雪が降り、朝からな…

くるくる回るループの中で

いつだって下がったり上がったり、そんな人生だったけれど、何とか誠実に生きようと前を向いてきたつもりだった昔。でも躁うつ病と診断され、その病気がどんなものであるかを知ってから、どんなに励まされても心底からは前向きになれていない私がいる。なに…

ODしていたが故の事故

このところODも落ち着き始め、喜んでいた私ですが、ある時ネットでODが大変なことを起こしてしまう可能性があることを最近はっきり知りました。 母をお墓まで車で送って行こうと運転していた時のことです。気がついたら電柱に激突していました。後で警察…

人生をサボってる

同じ病気でも毎日をしっかり生きてる人をブログでよく見かける。私は一応、主婦のはず。主婦が仕事だ。だけどそう思っても実際思うようにできてない。 今日も鬱々した1日。できたことと言えば、食洗機から食器を片付けたことと主人のスーツのプレッサー、そ…

来年もきて。そう願うそんなクリスマス

「楽しい!すごく楽しい!」って私が主人に言う。にこーと笑う主人。ディスコでクリスマスイベントがあるということで行ってきた。 体調が上向いてきていたため、「久しぶりにクリスマス気分味わおうか!」と主人が提案したディスコでのクリスマスパーティ。…

ODの末路を知れ

先日から半錠ずつでもいいから、1/4錠ずつでもいいからと、もう一度初心に帰って減薬を進めている私。だけど毎日がそう決めた通りにうまくいくものではないのは嫌というほど知っている。特に台風や大雨のもたらす低気圧はいつもに増して体調を崩す。こな…

夢と現実の境目で

✪2018/9/2 懐古録です。 ------------ ずっと体調の悪かった私。先日から昏睡していたのも、めまいも吐き気もしたのも離脱かと思っていたが、うつ症状がひどくなった時におきると先日先生から聞いた。あれからは昏睡はなかったが体調が悪いのは…

どんなときも病気を意識してる

このところ普通の状態を保てていた。 けれど、先日からの強迫パーソナリティに振り回された日々は、体も体もを疲滅多打ちにした。特に一昨日。その日は1日中全く気力が失せていて。体も頭も重く、以前のような鬱っぽい感覚。そんな状態は夜まで続き、不安で…

昏睡

あの日、ブログを書いてたら頭がぼーっとしてきた。ふらふらする。なんだろう、この感覚。眠いと言うより気を失いそうだ。ベッドになだれ込んだ。 そしてその後、私は眠りに入った。起きていられない。深い深い眠り。でも朝が来れば起きれるだろうと思ってい…

行かずして診察日

診察日はずだったある日。昨日から大うつなの?というくらい体調は滅多打ち。いろいろ主治医に質問したいこともあったのだけれど(いつもだけど)しんどさが我慢しきれず、出かける15分前に「少しだけ休むね」と主人に言って寝転んだが最後、立ち上がるこ…

「死にたい」くせに「死にたくない」

「辛い」「苦しい」 その心はわかってもらえても、ネットや本でかき集められた情報しか持ち合わせていない健常者が、双極性障害を持つ者の倦怠感や辛さがどのようなものであるかはわかるわけもない。ましてや延々と続くこの病気に対する絶望感などわかるはず…

双極性障害とどうすれば共存できるの?

私は雨や曇り、そんな天気によく体調を左右される。 雨は気圧が下がっていく気配を感じさせる。長年この病気を病んでると、低気圧のレベルがわかってしまうのだ。 頭がぎゅっと押し潰されそうな感覚と痛み。体にのしかかる倦怠感。先日の長雨で思考回路も寸…

カウンセラーなんかもういらない!

しばらく減薬について何も書いていなかったが、やっと終盤を迎えた減薬。もっと早く終わる予定だったが、それほど甘いものではなかった。 減薬には、リバウンドを防ぐためにカウンセリングを受ける人もいるという。薬を抜くだけならどこの病院でもできる。で…

引きこもり生活

私の毎日は結構すさんだものだ。いわゆる引きこもり。 朝は遅くにしか目が覚めないため、主人が何時に出かけたのかも知らない。「いってらっしゃい」そんな妻らしい言葉、いつから言ってないだろう。もちろん朝ごはんなど作れていない。 起きてもしばらくは…

もう勘弁してよー!

梅雨入りのせいで低気圧の波がじわじわ。いつもにも増して体が重く、精神的にもだるくなる。気力も出ないし、何にも興味が湧かない。 でも何にもしないのは罪悪感を感じてしまって無理をしてしまう。昨日も納戸の整理を2時間しただけで全ての力を出し切って…

たかがドラマ。されどドラマ

以前見たことのあるドラマ。「あなたには帰る家がある」だ。主人と一緒に観始めた。 ストーリーは2つの相反する家庭の夫婦が、家庭での不満を抱えて暮らしている、そんな設定から始まった。 初っぱなから主人公である中谷美紀が主婦としてどんな生活を送って…

あと一息なのに・・・ 

ロヒプノールの減薬で疲れ果ててボロボロだ。今の目標値は5錠。どんどん減っていく量について行けない。苦しくて苦しくて、でももう昔の60錠服用していた尋常でない頭を抱えた私には戻りたくなくて。でも飲まなくちゃどうにかなりそうで。先生は「辛かったら…

主治医の呪文  (懐古録 2018/3/10)

1日60錠飲んでいたロヒプノールは、いまでは1日12錠までと決めている。いつもいつも頭の中は「減薬」という言葉で溢れている。そのためだけに生きてる、なんて大袈裟とも思うだろうが、ホントにそうだ。 でも以前、先生に言われたことがある。「決めた量に…

見たくなかった (懐古録)

食洗機にかけた食器を片付けていた。簡単な家事でもいいから何かしていると、私は少しでも役に立っているかなと思いたくて。 食洗機の中には大概、食器しか入ってない。だけど昨日はフライパンが1つ入っていた。もちろん置く場所くらいは覚えている。カウン…

あれも家事。これも家事。たぶん家事。きっと家事!

家事ができない、と悩んでいた私だったけれど、私の考える家事って 「ごはん作り」「掃除」「洗濯」 この3大家事、これしか頭になかった。これができない私は以前までずっと悩んで、苦しんで、でも出来なくて、この家に私は必要じゃないと考えてた時期もあ…

本当はやめたかったんだ

「減薬」を決めてから不思議と重荷が下りてく。地獄が待ってるというのに、なぜか心が楽になる。 たぶんそれは、私がやっと普通の生き方ができるようになると思うから。間違った生き方と終わりの見えない毒から解放されるからだ。 私は本当はやめたかったん…

断薬しよう。私の気持ちを変えたもの

私がなぜ減薬をしようと堅く決心したのか。それは実は母のある行動に由来している。 私はある時ノイローゼになり、2階から飛び降りた。それはしばらく実家に戻って療養してた時のことだった。 ノイローゼの理由。それは毎朝、母が私の部屋にやってきて4時間…

仕事がある、そのありがたみ

私の親戚にうつ病の従姉弟が1人いる。 私とは歳の離れた従姉弟なのだけれど、うつ病のため会社に在籍しながらも長期休暇をとり続けている。確かにある程度の期間会社に出社したら、その後は長期休暇が認められる。その繰り返しで何とかまだその会社に在籍し…

躁エピソードがない-主治医の考える「躁うつ病」の定義

躁エピソードのない躁うつ病なんてあるのか。なぜか躁状態がない私。うつ状態の日が多く、今日は体調いいと思う日があっても、一般的にいわれるような躁状態らしきものがない私は、「うつ病」のくくりではないの? 昨日、診察日だったので、ここしばらくの体…

躁エピソードのない躁うつ病?

何だか変だ。双極性障害の方たちは皆、躁エピソードがある。なのに私にはそれらしきものがない。あるのはうつ症状だけ。 元々の私の性格は?と皆に聞けば、明るい・勝ち気・天真爛漫、なくせに几帳面・心配性、などと子供の頃から言われてきた。自分でも自覚…

年賀状の写真

12月ももう近い。いや~な年賀状作成シーズンがやってくる。 ああ、嫌だ。毎年、嫌すぎる。まだ11月なのに、すでにどんよりモード。 と言うのも、我が家は数年前から写真付きの年賀状にしている。 友達の年賀状がやたら写真入りのものが多く、我が家もそ…

減薬ノイローゼになってた頃

どんどん減っていく薬。がんばっていると思ってるけど、その反面で私の心と体が今の薬の量に付いていけてないんじゃないかとも思って他あの頃。ここまで減らせばさすがに苦しい。いついかなる時も減薬のことで頭がいっぱい。 このところの家族間でのもめ事で…

オーバードーズは鬱の始まり

実は私は1日50錠をはるかに超えるロヒプノールを飲んでいた。 断薬すると決意した頃、無茶な減薬を始めていた。ロヒプノールの怖さは楽になるのではなく、実は鬱を悪化させるだけなのをご存じだろうか。 あの時あめ玉のように飲んでいた私はそれを知らなかっ…

布花の世界と私の生き甲斐

病院に行く私と主人の乗った車から、スーパー帰りの主婦を見た。よくある風景。でも今の私にはできない。 私は病気になる前、主人が喜んでくれる料理を慣れない手つきで長い時間をかけて作っていた。必ずおいしいと、豪華だねっていってくれる主人。 でも今…

私は自己否定をやめようと思う

私に存在価値なんてない。そう思い始めた理由を、昨晩就寝前に考えていました。なぜここまで苦しんでいるのか、思いつくことが1つ。 私は昨年の10月から断薬をしてますが、もう1年経ちます。今から考えると殺人的な量を飲んでいたなあと思うけれど、あの…