躁と鬱と私

鬱から双極へ転化し。家事のできない名ばかりの主婦

重荷でしょう?

体調が悪くなるとおきまりのロヒプノールで誤魔化す私を悲しそうに見る主人。
でもこの双極性障害の治療で必死になってくれていたのは以前は母だけだった。

仕事で精一杯で、私の苦しみなどたぶん視界にほとんどなかったと思う。
病院へも付いてきてくれたのは、数回だけ。質問もない。だまったまま横にいるだけ。何も助けてくれない、そう寂しさと悲しみでいっぱいだった。

でもいつからだろうか。主人は変わった。母と連携してわたしの手足になろうとしてくれるようになった。

病院に着いて来てくれることのなかった主人が、いつの間にかいつも私の横に座ってくれている。
会社を休んでまでして病院の日は付き添ってくれる。
仕事で忙しくて大変なのに会社より私をとってくれている。

主人は双極性障害についての知識はこれでもかというくらい持っている。体の仕組みや病状を調べてくれている。
いくら双極性障害の本を読んでくれたことだろう。
主人の先生との会話を聞いていると、その知識の深さがわかる。
私自身ですら知らないことが多い。
先日も528Hzの音や曲が自律神経の処方箋になるという情報を得て、2枚CDを買ってくれた。サプリもしかり。何種類試させてもらったことだろう。


私は元々天真爛漫で、元気が取り柄だった。
生き生きしていた。
あの時のあたしがまた見たいという。
諦めない、そう言ってくれる。

私はほとんど名ばかりの主婦だ。家事も大してできない。
それを補ってくれる主人。
私の病気に対する考え方を変えようとしてくれる主人。

心が痛い。
重荷でしょう?とつい聞きたくなる。


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