躁と鬱と私

鬱から双極へ転化し。家事のできない名ばかりの主婦

ODの末路を知れ

先日から半錠ずつでもいいから、1/4錠ずつでもいいからと、もう一度初心に帰って減薬を進めている私。
だけど毎日がそう決めた通りにうまくいくものではないのは嫌というほど知っている。
特に台風や大雨のもたらす低気圧はいつもに増して体調を崩す。こないだまで続いていた天気の悪さにあまりに苦しくて増やしてしまう日もあった。
げんなりもするけど、断薬を諦める方が嫌だから心を立て直す。

 

私のようなOD患者についてよくサイトで情報を集めている。
先日知った断薬談。
やはりうつ状態の苦しみに耐えられず私と同じ薬をODされていた。
ただ量に驚いた。なんとOD量1日100mg。なぜそこまで至ったの?
いや、その前にどうやって入手したの!?
いやいや、その前にそんな量飲んでも効果なんかないだろう。私でさえも効果がなくなっていったのだから。

 

しかしそこまで依存に振り回されていた人が、1人自宅で1日にして0錠にしたと書いてあった。一気にだ。
普通一気に抜くとき頭がどうにかなってしまう人もいる。なので入院して万一に備えるのが一般的で、そのための薬も用意されている。
しかしその道を選ばずして1人で最後までやりきったその人は相当な意思の持ち主だったようだ。
補助薬もなしに、自力でひたすら自宅のベッドの中で一ヶ月地獄のような苦しみをもがき味わったらしいが、その後少しずつ楽になっていくのを感じたという。
断薬は見事に成功したようだ。
もし今リバウンドせずに暮らせているならすごい。
ただそこまでする気力があるなら何で薬に手を染めたんだと思ったけど。

 

かと思うと、よく目にするのが、「遊び」でのOD談。
こないだ読んだ記事には、私がODしているものとは違う薬だったが、この世界ではかなり有名な薬のOD者の話が。
その効果は相当なのもので、一度始めようものならその幸福感に魅了されやめられないと聞く。もちろん常用性がある。初めは少しで効果が得られても、やがてそれでは満たされなくなる。数は恐ろしいスピードで増えていく。

 

「少しずつ時間をかけてまったりと飲むのが私は好きだ。
ゆったりとその幸福感に浸るのが好きだ」
前後の文を読んでいると明らかに健常者。
たぶん本人は軽い「ちょっとした遊び感覚」でやり始めたかのようだ。
どういう飲み方がいいか、そんなことまで書いている。

 

読んだ当初はイラッとしたが、今では心で嘲笑している。
「もっと飲めばいい」
「もっと飲んでやがて薬が効かなくなった日に後悔すればいいんだ」そう思っている。
と言うか、もう多幸感に満たされてる時点で終わってるわ。

今は健常者だろうが、今に健常者でいられなくなる日が近いのも知らずに愚かな人。
その末路、見てみたいわ。ってまた心で嘲笑している。笑いが止まんない。

 

ランキングに参加してます。
良ければポチっとお願いします。心の励みになります。
↓   ↓


にほんブログ村