躁と鬱と私

鬱から双極へ転化し。家事のできない名ばかりの主婦

来年もきて。そう願うそんなクリスマス

「楽しい!すごく楽しい!」
って私が主人に言う。にこーと笑う主人。
ディスコでクリスマスイベントがあるということで行ってきた。

 

体調が上向いてきていたため、「久しぶりにクリスマス気分味わおうか!」と主人が提案したディスコでのクリスマスパーティ。
ああ、もうすぐクリスマスなんだ。そんな日もあったなーとそこで気付く。

 

でもそんなことクリスマスに限らない。
楽しみに準備してたイベントがその日に限って台無しになるなんてことなんてしょっちゅう。

 

もういい!イベントなんか面倒なだけ!って思って、いつの間にかお誕生日もバレンタインデーも、結婚記念日でさえも、そんなイベント、もうとっくの昔になくなっていた。気付かずに過ぎ去っていることだってあった。
やがてイベント好きの主人もなにも言わなくなった。
そんなイベントが来る日を楽しみに待てる人が羨ましかった。
考えてみれば、我が家でのイベントらしきものは家族皆で集まる年末年始以外はないんじゃないだろうか。

 

そんな我が家のクリスマス。
何年やってなかったっけ?
病気になってから段々しょぼくなって、今ではクリスマスツリーもプレゼントも、なんとケーキですらない。
興味もない。そんなものどうでも良かった。
ただの平日と変わらない、そんなクリスマス。

 

でも今年のクリスマスは自分でも驚くほど楽しいクリスマスになった。
まず、いつもと違ってクリスマスを楽しもう、そんなことを思える私がいた。
主人と向かい合って踊ったり、お立ち台に上ったり、練習していった8の字ダンスも結構いいじゃん?とか、頭の中はドーパミンで溢れまくっているのか、もっとはしゃぎたい、楽しみたい、そんな気持ちでいっぱい。
大袈裟だけど、まるで思い切り人生自体をを楽しんでいるかのよう。
昔の、病気になる前の私はこんなだったなあ、そう思い出しながら、今こうやって元気でいられることに心から感謝した。

 

夜の9時から翌日早朝の3時半ラストまでいたにも関わらずずっと体調は元気なまま。
途中、主人に「体調大丈夫?」と聞かれたけど、
「大丈夫!楽しいんよ!全然しんどくない!」

 

楽しいクリスマスイベント。
普通の人はこんな楽しい時間が過ごせることがどんなに貴重なものかわかってるのかな。
メンタルの病気を抱えた私が、こっそり心の中でそう思って周りを眺めているのなんて思いもよらないだろうな。
だって私も健常者だった時はそうだったんだもの。。

 

帰宅は早朝の4時半だった。
来年もきて!こんなクリスマス。そう願いながら眠った。

でもやはり不安がよぎる。
これはひとときのこと?こんなにはしゃいだら、明日から落ち込むのかな、やっぱりそんな心配は頭の中にある。だけどお昼過ぎに目が覚めたとき、まだ頭は霧が晴れた状態で。心はまだ安定していた。安堵する。

 

でも、正直なんで?とまた思う。
なんでいつまでも元気なの?疲れても元気でいられるワケ?
病気になる前のようなこの体調は一体何なワケ?

 

こんなブログがまだ今後も書けてたら、来年のクリスマスも同じこと書いてたら?
ここで思うのはやはり、「私は何病なんだ?」だ。


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