躁と鬱と私

鬱から双極へ転化し。家事のできない名ばかりの主婦

減薬フェードアウト!?甘いのよ、私は!

体調もそれなりに良く、減薬もスムーズだなと感じていたのに。

お正月休みが明ける前日あたりから気持ちが落ちかけている。

鬱々した時間が少しずつ増えていった。

だるくて仕方ない。

眠れもしない。眠れても浅い眠りで、不眠に入ったよう。

起きると頭が押しつぶされそうに締め付けられる感じがする。

 

減薬は順調でもうフェードアウトすると思っていたのに、なんでまた今になって?

って、この考え方自体、馬鹿げている。

減薬フェードアウト?考えればそんな甘い減薬なんてあるはずないのに、見当違いも甚だしい!

 

だんだん落ちてくる。

あまりに苦しくて、トイレに行くのさえ億劫になる。

何もできなくて、家事とか趣味とかできない、と言うかどうでもよくなってくる。

何もかもどうでもよくなってくる。

目の前が真っ暗で、この先なんかないみたいに感じる。

もっと薬が飲みたい、それが本音なくせに。でも薬が増えるのは嫌だ、それも本音。

でも断薬が遠い先に思えてくる。

 

正直、減薬が終わったとしても、いわゆる「普通の状態」が待ってる保証なんてない。

薬を飲んでいなかった頃は大鬱だったんだから。

 

だけど、どうしても断薬したい理由がいくつかある。

薬なしの生活に戻りたい。犯罪者みたいに感じて生きていくのが嫌だから。これが一番の理由。

もう1つは「麻酔」が使えないから。

一番期待している、修正型電気痙攣療法(m-ECT)が受けられないから。

そしてTMSの効果も期待できなくなるから。

うつ症状をなくす、修正型電気痙攣療法(m-ECT)は「麻酔」が必須だけど、すでに麻酔効果のあるロヒプノールを飲んでいては受けられない。

TMSも私に合ってるかどうかはまだわからないが、やはりロヒプノールを飲んでると効果はでない。

 

まだ薬は手元に2mgや1mg合わせて、中サイズのビニール袋に入りきらないほどある。

この薬の山からいつも取っていた。

これはまずいと思った。苦しくてたまらないとき思わず手に取ってしまいかねない。

 

なら、決めた量だけ小袋に入れれば。あとは主人に隠してもらえば私はそれ以上飲めない。

そんな状態にしようと思った。これなら決めた量しか飲まずに済む。

主治医が言った「しんどい時は飲んでもいい」

今はそうは思わない。そんな時期はもう通り過ぎたんだと思うから。

 

この3日、クリアした。

自信が出た、なんて思えない。だってまだ今の量で動けることはほんの少しなんだから。

いつ崩れたっておかしくない。

たまらなくなって、「薬どこ!?」って主人に電話しかねない。

思うのは、恐ろしく苦しい、そんな感覚だけ。ただのうつ状態とは違うような、まるで麻薬でもやめるような泣きたいくらいの。

頭は輪っかみたいなもので締め付けられた感じで、倦怠感、肩で息をするくらいの。横になっても同じ。逃げ場ない。

 

ロヒプノールで苦しんでる人が断薬する場合、ラストは錠剤を粉々にして、そんな話をよく聞く。そこまで悲惨。

主人はもう入院して一気にやめようという。こんな私をもう見てられない、悲しい、辛いと言う。

たぶんこの先ますます症状はひどくなっていくだろうから。そして私は希死念慮が強いから。

 

入院した場合、ロヒプノールをやめるときの補助剤の点滴を打ち、眠りを誘って比較的楽に断薬できる。

そんなのずるい。悪いことしたんだから苦しんでやめなさいよ!そう言いたくなる。

私は嫌だ。私は自力で断薬させるって決めたんだから、最後まで自力で。

希死念慮は確かに強いけれど、断薬で命を絶とうなんて微塵も思ってない。

 

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