躁と鬱と私

鬱から双極へ転化し。家事のできない名ばかりの主婦

もう勘弁してよー!

梅雨入りのせいで低気圧の波がじわじわ。いつもにも増して体が重く、精神的にもだるくなる。気力も出ないし、何にも興味が湧かない。 でも何にもしないのは罪悪感を感じてしまって無理をしてしまう。昨日も納戸の整理を2時間しただけで全ての力を出し切って…

たかがドラマ。されどドラマ

以前見たことのあるドラマ。「あなたには帰る家がある」だ。主人と一緒に観始めた。 ストーリーは2つの相反する家庭の夫婦が、家庭での不満を抱えて暮らしている、そんな設定から始まった。 初っぱなから主人公である中谷美紀が主婦としてどんな生活を送って…

あと一息なのに・・・ 

ロヒプノールの減薬で疲れ果ててボロボロだ。今の目標値は5錠。どんどん減っていく量について行けない。苦しくて苦しくて、でももう昔の60錠服用していた尋常でない頭を抱えた私には戻りたくなくて。でも飲まなくちゃどうにかなりそうで。先生は「辛かったら…

主治医の呪文  (懐古録 2018/3/10)

1日60錠飲んでいたロヒプノールは、いまでは1日12錠までと決めている。いつもいつも頭の中は「減薬」という言葉で溢れている。そのためだけに生きてる、なんて大袈裟とも思うだろうが、ホントにそうだ。 でも以前、先生に言われたことがある。「決めた量に…

見たくなかった (懐古録)

食洗機にかけた食器を片付けていた。簡単な家事でもいいから何かしていると、私は少しでも役に立っているかなと思いたくて。 食洗機の中には大概、食器しか入ってない。だけど昨日はフライパンが1つ入っていた。もちろん置く場所くらいは覚えている。カウン…

あれも家事。これも家事。たぶん家事。きっと家事!

家事ができない、と悩んでいた私だったけれど、私の考える家事って 「ごはん作り」「掃除」「洗濯」 この3大家事、これしか頭になかった。これができない私は以前までずっと悩んで、苦しんで、でも出来なくて、この家に私は必要じゃないと考えてた時期もあ…

本当はやめたかったんだ

「減薬」を決めてから不思議と重荷が下りてく。地獄が待ってるというのに、なぜか心が楽になる。 たぶんそれは、私がやっと普通の生き方ができるようになると思うから。間違った生き方と終わりの見えない毒から解放されるからだ。 私は本当はやめたかったん…

断薬しよう。私の気持ちを変えたもの

私がなぜ減薬をしようと堅く決心したのか。それは実は母のある行動に由来している。 私はある時ノイローゼになり、2階から飛び降りた。それはしばらく実家に戻って療養してた時のことだった。 ノイローゼの理由。それは毎朝、母が私の部屋にやってきて4時間…

仕事がある、そのありがたみ

私の親戚にうつ病の従姉弟が1人いる。 私とは歳の離れた従姉弟なのだけれど、うつ病のため会社に在籍しながらも長期休暇をとり続けている。確かにある程度の期間会社に出社したら、その後は長期休暇が認められる。その繰り返しで何とかまだその会社に在籍し…

躁エピソードがない-主治医の考える「躁うつ病」の定義

躁エピソードのない躁うつ病なんてあるのか。なぜか躁状態がない私。うつ状態の日が多く、今日は体調いいと思う日があっても、一般的にいわれるような躁状態らしきものがない私は、「うつ病」のくくりではないの? 昨日、診察日だったので、ここしばらくの体…

躁エピソードのない躁うつ病?

何だか変だ。双極性障害の方たちは皆、躁エピソードがある。なのに私にはそれらしきものがない。あるのはうつ症状だけ。 元々の私の性格は?と皆に聞けば、明るい・勝ち気・天真爛漫、なくせに几帳面・心配性、などと子供の頃から言われてきた。自分でも自覚…

年賀状の写真

12月ももう近い。いや~な年賀状作成シーズンがやってくる。 ああ、嫌だ。毎年、嫌すぎる。まだ11月なのに、すでにどんよりモード。 と言うのも、我が家は数年前から写真付きの年賀状にしている。 友達の年賀状がやたら写真入りのものが多く、我が家もそ…

減薬ノイローゼになってた頃

どんどん減っていく薬。がんばっていると思ってるけど、その反面で私の心と体が今の薬の量に付いていけてないんじゃないかとも思って他あの頃。ここまで減らせばさすがに苦しい。いついかなる時も減薬のことで頭がいっぱい。 このところの家族間でのもめ事で…

オーバードーズは鬱の始まり

実は私は1日50錠をはるかに超えるロヒプノールを飲んでいた。 断薬すると決意した頃、無茶な減薬を始めていた。ロヒプノールの怖さは楽になるのではなく、実は鬱を悪化させるだけなのをご存じだろうか。 あの時あめ玉のように飲んでいた私はそれを知らなかっ…

布花の世界と私の生き甲斐

病院に行く私と主人の乗った車から、スーパー帰りの主婦を見た。よくある風景。でも今の私にはできない。 私は病気になる前、主人が喜んでくれる料理を慣れない手つきで長い時間をかけて作っていた。必ずおいしいと、豪華だねっていってくれる主人。 でも今…

私は自己否定をやめようと思う

私に存在価値なんてない。そう思い始めた理由を、昨晩就寝前に考えていました。なぜここまで苦しんでいるのか、思いつくことが1つ。 私は昨年の10月から断薬をしてますが、もう1年経ちます。今から考えると殺人的な量を飲んでいたなあと思うけれど、あの…

私が存在する意味がわからない

私が存在する意味がわからない。この家で私はどんな存在なのだろうかと、このところそう考えては落ち込む。「ネガティブに考えないで」「今はそういう時期」と主人は言うが、果たしてそうかな。 他の方のブログを読ませていただいてたりすると、仕事を休み休…

弟が私にくれたもの

一昨日のこと。突然弟から電話。仕事が忙しく、ほとんど休み返上までして仕事をしている弟からの電話。実に珍しい。え? なになに? なんか緊急事態!? 「姉ちゃん!俺、布花やってみることにした!」とか突然言いだした。「山上るいって人の布花の作品集も…

母は私を殺す気なのだろうか?

ほとんど犯人扱いの警察保護事件。あれからもう一週間経ちました。記憶力の悪い私はあの地獄の1日を忘れていってるなーと思う最近。そういえばそんなことあったなーとか? ですが母に対しては簡単には許せない感情がわき上がってきてます。まさに噴火寸前!…

弟が来てくれた!

警察事件?以来、鬱々とした日々がやはりこの私にもありまして。この柔なマイハート、相当やられちゃったみたいです…。主人が話したのか、昨日弟が名古屋からわざわざやってきてくれました。弟は私にとって唯一大好きな家族なのです。話してると誰もが明るく…

警察にしょっぴかれた!

先日のこと。なんと私は警察にしゃっぴかれちゃいました!言っておきますが、もちろん私は犯人でも何でもありません。誤解のなきよう…正しくは保護とかいうものらしいです。 話はその2日前にさかのぼりますが、その日の夜のこと。主人への怒りが爆発してい…

重荷と罪悪感から解放されてく感覚

「減薬」を決めてから不思議と重荷が下りてく。 これからの世界は苦しくて辛い世界だろうなあ、 減薬って地獄なんだろうなあ、 とか思うけど、なぜかホッとしてる。 私がやっと普通の感覚を持てるようになるからかなあ。終わりの見えない世界から解放される…

生き方間違ってるよ…?

話は前後してしまうけれど、実は私は1年前から減薬を始めている。 以前も書いたが、私はオーバードーズをしていた。 何年くらいだったか。何も遊びで飲んでいるわけじゃない。やりたいことがしたい、でも鬱で苦しい、その苦しさを誤魔化すために飲んでいた…

そういえば減薬も1周年でした!おめでとう…?

減薬を始めると決めた日。 それは私の誕生日の日からだったと、ふと思い出した。 10/7。今の主治医の元で初めて心から断薬しようと決めた日。 実はその半年前から断薬を考えていたのです。 2回2つの病院に入院しました。 でもあの頃は、本気で断薬しよう…

憂いの誕生日。でも本当はhappy birthdayなのです

今日は私の誕生日。 なんだけどアップし忘れたので昨日ですね。おめでとう!…なんて、思えない。思い出したくない、できれば頭の記憶から消え去りたい、そんなNO.1の一日。それは私がまた1つ歳をとって老けていったからじゃない。 私が誕生日を迎える時、一…

重荷でしょう?

体調が悪くなるとおきまりのロヒプノールで誤魔化す私を悲しそうに見る主人。でもこの双極性障害の治療で必死になってくれていたのは以前は母だけだった。 仕事で精一杯で、私の苦しみなどたぶん視界にほとんどなかったと思う。病院へも付いてきてくれたのは…

諦めきれない自分

認知行動療法については以前も触れたが、先生の出されるワークシート以外に私は自分なりのワークシートも作って提出している。役に立つのかどうかわからないが、できるだけのことはしたいのだ。 人生を諦めつつ、しかし諦めきれない自分がいるのだろう。嘆き…

母の1日と懺悔

母の部屋は私の病気の本や週刊誌であふれかえっている。いつも新聞を見ては、ヒントになりそうな情報番組を探している。見ているテレビはほとんどが私の病気の治癒のヒントになりそうなものばかりだ。週刊誌を読みあさって役に立つ情報をなんとかして見つけ…

涙がぽろり

ひどい鬱の時はオーバードーズしても何も変わらない時がある。体と心が悲鳴をあげ自室のソファに倒れ込む。 頭に絶望的なことばかりが浮かぶ。 何の役にも立たない私。やりたいこともできない私。今生きてるのは家族が悲しむから。こんな私でも必要としてく…

オーバードーズ(薬物依存)

鬱症状を持ってる人の中で1/3はオーバードーズ(薬物依存)に及んでしまうらしい。ハルシオン・ロヒプノール・デパスなど、あまりにも有名で説明はいらないかと思う。 私も実はある睡眠薬の常用者だ。口に投げ込むとさっきまで肩で息をしていたのが、30…